“かぶせ茶” 新発売!
2016.10.18
“かぶせ茶” 発売開始~
組合内にある「高瀬茶業研究会」の皆さんによって栽培された茶葉を使用して作られています。
かぶせ茶は、玉露と同じく遮光幕で茶の木を覆い栽培されます。
通常20日以上遮光する玉露ですが、かぶせ茶の遮光期間は摘む前の1週間前後とされています。
組合では玉露と同じく20日間 (4/15~5/5)遮光をして育てました。
株面に支柱を立て、その上に遮光幕をかけて栽培します。
玉露と煎茶の中間の栽培方法を取るのがかぶせ茶です。
直射日光をさえぎって栽培 [i]するため、
● 渋みの元であるカテキンは通常の煎茶より少ない
● 旨みの元であるテアニンは多くい
● 茶葉の色も煎茶より濃い緑色になる
● 被覆することにより玉露のような覆い香も発生します。
品種:めいりょく
(♀ やぶきた × ♂ やまとみどり)
味は、“煎茶”のさわやかさと“玉露”のまろやかな旨みを併せ持ち淹れ方によってやや味が異なります。
熱めの湯で抽出時間が短いほど煎茶よりのさわやかな味に、
ぬるめの湯で抽出時間が長いほど玉露よりの旨み中心の味になります。
美味しい淹れ方
抽出方法や湯の温度は煎茶とほぼ同等で、70度から80度で60秒です。
(茶葉3g/湯量60cc・・・1杯の目安)
かぶせ茶 50g ¥540円 (消費税込み)
[i] 茶葉は日光を浴びると葉の中で「光合成」という働きが起こります。
光合成が行われると渋み成分のカテキンが増加し、逆に遮光して光合成を抑えると
カテキンの増加を抑え旨み成分であるテアニンの含有比率が増えます。
この光合成の働きを調整(抑制)するために玉露や、かぶせ茶は遮光します。